特定非営利活動法人 国際福祉ネットみやぎ・21は、ベトナムと日本の架け橋として活動を続けているボランティア団体です。

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震災復興土壌改良プロジェクト・ケナフプロジェクト

ベトナムのケナフ栽培地視察報告 (2011.07.11)

東日本大震災復興プロジェクトの事業の開始に向けて当法人は環境衛生と被災地の土壌改良に取り組む第一歩事業として、ケナフを活用する準備をいたしております。

2011 年 7 月 4 日から 10 日までベトナムタイニン省のケナフ植林地およびホーチミンのケナフ製品工場を訪ねてきました。
ホーチミンよりカンボジア国境に向けて約 300 キロのこの工場ではケナフ植林 300 ヘクタール農場から取れるケナフを加工し、ケナフ製品を製造しています。


このケナフの収穫期は 9 月です。(年2回)


農場を管理している耕作人の子どもたちの案内でケナフ畑を見ましたが、あまりの広さで先が見えません。この地区はほとんどがケナフを栽培しています。 9 月の収穫時期には 2 メートルから 4 メートル位まで伸びます。


ホーチミンのケナフ樹皮工場。茎と樹皮を分別し 50 種の製品に加工します。すべて手作業ですが、工場の近代化に伴い機械化を目指しているそうです。


手作業のため、埃がすごく、完全武装です。


上写真は樹皮の加工工場。


タイニン省のケナフ会社の責任者と今後の製品輸出についての打ち合わせを行いました。(2011.7.7)

 

2011.6.10緊急特集:東日本大震災 (2011.06.10)

津波で汚染された農業耕作地・水産加工場などの残された宅地を復興させ
  汚泥炭化事業によりこれからの復興を提案します。……
この度NPO法人国際福祉ネットみやぎ・21(略称IWM21)では、今回の
震災地、特に津波で汚染された土地の復興プロジェクトを計画いたし、7月
1日より汚染地区向けに発動することになりました。

米作地が津波の被害で今後の復興の見通しが立っていません。NPO法人IWM21
ではケナフ災害復興プロジェクトを始めることにいたしました。
①スタッフとしては環境汚染改良専門家、ケナフ植林指導員、農林漁業被災者及び
養鶏業者、酪農業者、養豚業者の方々の参加により進めてまいります。
②アドバイザーとして土地改良事業担当者、学術専門家、バイオマス研究機関、
土地改良コンサルタントが助言指導いたします。
③ケナフ事業に関しましてはベトナムホーチミン近郊のケナフ栽培地と提携し、
交流事業として展開します。ベトナム政府からの支援をお願いしています。

(漁業地では塩害と微生物で海水汚染が進み異臭で住民が困っています。)
④7月1日に被災地で異臭排除と炭化除菌、排匂液散布事業を行います。
場所は後日は発表いたします。
※本事業についての協賛、支援者の募集は後日発表させて頂きます。
 


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         名取市、石巻市
この度の東日本大震災の救援物資が当会に続々届いています。皆様から寄せられた暖かいご支援を無駄にしないように会員が手分けして直接現地に届けています。

 

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